ママチャリの日常

こんばんは、ママチャリです。

昨日、会社の先輩と釣りに行ってきました。

前回しまっちさんと沖釣り（グルクン釣り）に行って以来、
釣りの魅力にハマりまして、my道具をちょこちょこと買い揃えていたのです。

で、ほんとは先週行くハズが、急きょ仕事が入ってしまい延期になっていたのです。
昨日やっと行くことができました。

夕方5時半…
もう頭は釣りのことでいっぱい。
仕事が終わると同時に、これまでにない俊敏さで会社を後にし、現地へ向かいました。
浮足立つとはこのことでしょうか。

きれいなウロコ雲。
「釣れるかも…！」
期待が高まります。


ここが今回のポイント。風もなく穏やかです。



夜釣りということで防寒のためのカッパを着用。
しかけを仕込んでいる間、あっという間に日が暮れます。
寒くて日は短い、外で活動しにくい季節ですねぇ。



ド初心者の私は先輩に仕掛けを作ってもらいました。てへ。
そう、私は糸を垂らすだけ。でもそこはご愛敬。
これから少しずつ出来るようになってけば良いんです。
さぁ、準備もできたところで！行きますよ～。

開始して数分後、すぐにアタリが…！
浮きがスッっと海中に引き込まれたので、「来た！？」っと思ったら
浮きはすぐに元の位置に。

でもいます、確かに魚が。

それからはほとんど潮が動いていない状態が3時間ぐらい続き、
餌を付け替え、打ち込んでの繰り返し。

私「潮、止まってますね。動かないですね。アタリもないですし…」
先輩「だな～。でも潮が動けば変化があるから、今は待つしかないなー」

向こう岸の夜景がきれいだなー、とか。
カッパ着てなかったら凍えてたな、カッパよ、最初バカにしててごめん、とか。
冬のボーナス、出ないよなー、とか。
いろんなことを考えながら待ちました。



餌もエビから練り餌に変えたりして、ひたすら待ち続けていると
はらりと下に沈んで行くだけだった撒き餌が、スーッと横に流されていきます。

「お、潮動いてる！」

と思っているといきなり。
ほんと、いきなりですよ。
グン！！とスゴイ力であっという間に浮きが海中に引き込まれました。
一瞬何が起きたか分からず。
「なんこれ！？ど、ど、どうしたらいいんすか先輩！？」
リールを巻こうにも引きが強すぎて巻けず。
でもゆっくりゆっくり巻いていくと、銀色の魚が浮上してきました。

水面まできたところで、先輩がタモに入れ、引き上げます。



先輩「チヌじゃないか～！」
私「チヌ？これがチヌですかっ！？おいしいんですか！？やった～！！！」
「でも、なんの前触れもなく突然きましたよ！おどろきです！」
先輩「そんなもんよ！ラブストーリーは突然に、だろ？」
でた名言。今回のブログのタイトルに決定。



先輩はド初心者の私にどうしても釣らせてあげたい、
釣りの醍醐味（大きな引き）を味あわせてあげたいと言いながら
仕掛けを仕込んだり、撒き餌を捲いてくれたり、お世話をしてくれました。
先輩、感謝します。ほんとにありがとう！
興奮しすぎて鼻血が出そうになりながら、
「よっしゃ～この調子でもうひと勝負！」
と糸を垂らすものの。

結局24時まで粘りましたが、本日の釣果はこの1匹。
でも。大、大、大満足の1匹です。
楽しすぎる。釣りにハマった26歳。
記念すべき1日となりました。





翌日。
大きさをを測ってみることに。



約32cm。初めてにしては立派過ぎるサイズです。

母「いい大きさじゃないの。刺身で食べたいね～。卸しておいてね」
私「ちょっと待って、卸すってどうするの…？三枚卸しってどうやんの～！？」
母「練習しなさい」
と言い残し、ランチ忘年会へ出かけて行きました。

やってやろうじゃないですか。
それから50分、チヌと格闘しました。

子どもの頃、近所の魚屋さんへお使いに行った時に見た
魚屋さんの包丁さばきを思い出しながら。
そして母の包丁さばきを思い出しながら。
見よう見まねで、案外さばけるものですね。



お刺身完成！ものすごく美味しい。
自分で釣って、さばいて、そりゃあもう格別です。

早くも次はいつ行けるか、誰と行こうか計画中。
年内にあと1回は行けるといいな～。